関口新心流柔術

 第十三代宗家

関口 芳夫

〒640-8413

和歌山県和歌山市島橋東ノ丁1-20

■ 電話(073)455-7021

■ 関口新心流柔術 ホームページ

   http://www.sekiguchi-shinshinryu.org/

  関口 芳夫

由来

流祖・関口弥六右衛門氏心は慶長三年(一五九八)、今川義元の一族関口外記氏幸の子として生まれる。氏心は幼少より武芸、組討の術に秀で、今川氏滅亡後、諸国を武者修行、独自の研究により捕手、組討技術を解明。「柔らかな力の使い方」を原理に、物に応じて逆らわない心と体のあり方を説き、柔による技術を体系化、武芸向上は日々新たな心により生まれるとして関口新心流と称えた。氏心は晩年、柔心と号する。
 柔心には三男(氏業、氏英、氏暁)があり、共に父に劣らず秀技で、その中でも三代氏英は「柔聖」とまでいわれ、その子孫は代々紀州藩「御流儀指南」として徳川時代の三大流派の一派となった。八代氏敬は紀州藩大御番に出仕するとともに、『柔口伝心持』などの伝書を著し、当流の理合探究に努めた。十代氏胤は長州征討に参加するなど幕末維新の激動期を生き抜き、波乱の中、当流を守り伝えた。のち、大日本武徳会にも参加し、明治三十九年(一九〇六)には大日本武徳会柔術形選定委員に任命された(大日本武徳会範士)。十一代万平は和歌山に関口新心流道場「親武館」を開設し、多数の子弟を養成した。十二代芳太郎、十三代芳夫が道統を受け継ぎ、現在に至る。

系譜

初代関口弥六右衛門氏心-二代八郎左衛門氏業-三代万右衛門氏英-四代弥太郎氏暁-五代万右衛門氏一-六代外記氏元-七代万平氏記-八代万右衛門氏敬-九代万之丞氏贇-十代柔心氏胤-十一代万平氏柔-十二代芳太郎氏中-十三代芳夫氏広

流儀の特徴

 関口新心流は柔術・居合術・剣術の三つを根幹とし、特に「柔らかな力の使い方」の原理に着目して、これを組討技術に生かし、自ら「柔」と称している流派である。   柔とは敵の力をわれにして    ふりし柳の心なりけり  故に柔術一本目「楊柳」を当流の本体とする。  各種の武器で戦っても最後は組討となるので、武士は組討を重視すべきであるとし、組討における力の用法は「楊柳」が示す「柔の理」が最もよいとする。

伝承されている伝書

 一 関口流開祖並伝統、関口流柔道開祖之由来
 一 許状
   重印可、その他明治期の段位証
 一 起請文
「敬白起請文前書之事」二種
 一 物語
   紀藩柔咄集
 一 絵図
関口柔心肖像、柔術彩色絵図、関口流柔術之図、柔術形絵図、 居合術形絵図
 一 業手付類
柔術神書、関口流指南之巻、柔口伝心持、極意秘伝並歌之巻、柔術印歌之巻、極意心法観念之巻、同死活之法双図解、死活之法双図解、柔八箇之当、八所之当、極意三箇之当「三日月之傳、大海之傳

活動状況

下鴨神社奉納演武、白峯神宮奉納演武、厳島神社会員術技向上演武会、和歌山県古武道見聞会、和歌山城フェスタなどに参加。

●稽古場及び支部
 ▽新心館本部道場 定期稽古 水・土曜日
 〒640-8413
 和歌山市島橋東ノ丁1-20
 ▽新心館兵庫県支部道場 定期稽古 土曜日
●文化財指定
 平成十八年三月十六日 和歌山市無形文化財
小具足の部・突脇差挟取小具足の部・突脇差挟取 手続の部・楊柳手続の部・楊柳