鐘捲流抜刀術

 第十二代宗家

楢原 正士

〒709-0871

岡山県岡山市瀬戸町塩納495

■ 電話(086)953-1164

  楢原 正士

由来

 元亀・天正年間、鐘捲自齋により創始された流派で、その道統を継承した中村家は、慶長年間、仙台藩祖・伊達政宗に迎えられ、出羽國米沢より、陸奥國台ケ原に移り住んだ。
 爾来、藩の剣術指南として幕末まで続くが、徳川泰平の世に多くの流派が、時の推移と共に変貌を続けた中で、当流抜刀術は何ら変貌することなく少数の門弟に極秘に伝授され、技名を口外しただけで同門の手により暗殺されたほどの厳しい掟をもって幕末に及んだ。
 七代中村祥三の墓碑に「祥三碌高百石・養賢堂剣術師範・藩主剣術師範」と刻まれている。中村家七代で廃藩となり、扶持を離れた八代虎造は家督を弟に譲り、上京して道場を開く。晩年、伊豆伊東に移り昭和十一年六月、この世を去った。遺言により五男圭吾が箕裘の芸を継ぎ、伊達藩以来の緘口令が解かれた。
 圭吾は道統のどこにも現存しない旨を申し残し、道統の継承を星嶋弘道に託した。現在は、楢原正士が十二代を継承している。

系譜

中條流-富田流-鐘捲自斎(鐘捲流)-中村氏出羽国米沢産(鐘捲流)-中村荘之助(中村家六代)-禄高百石中村祥三天保元・九生-中村家八代中村虎造-中村家九代鐘捲流十代中村圭吾-十一代星島弘道-十二代楢原正士

流儀の特徴

一 技はすべて点と直線と円で構成されているが、点は突であり攻めの位である。当流では点を最も重視する。
一 野外の戦いを主体とした足・腰の鍛えを重視する体捌き、足捌きに他流との相違点がみられる。

活動状況

五月初旬 岡山県大原町武蔵神社
佐々木小次郎供養祭
 八月初旬 土用稽古納会
 各演武大会参加

●稽古場及び支部
 ▽瀬戸道場
 〒709-0871 岡山県岡山市瀬戸町塩納495
 電話(086)953-1164
 稽古は毎週土曜日 午後より。
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