戸田派武甲流薙刀術

 第二十代宗家

中村 陽一

〒422-8021

静岡県静岡市駿河区小鹿2-22-1
B406

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  中村 陽一

由来

 流祖は戸田清源(富田清源ともいう)、越前福井の朝倉家の家臣で約四百三十年前の人である。弟景政と共に中條流を学んだが、一族に名人達人が輩出したため、いつしか富田流といわれるようになった。
 景政は加賀の前田家に仕え福井を離れたが、後に清源は目を患い家督を景政に譲り、福井一乗谷に引きこもり仏門に入ったため、宗家に遠慮して富田の文字を戸田に変えたものと思われる。
 武甲流への流れとしては、関東に移り、二代宗家北條氏邦と夫人大福御前により伝えられた(埼玉県寄居の正龍寺に立派な大名墓がある)。その後、家臣の強矢家により代々守り伝えられ、十三代強矢良輔武行と夫人佐登子により発展したものと思われる。武行は紀州家の指南役となり、江戸四谷に道場を構えて多くの門人を指導した。晩年、秩父武甲山の麓に住み、薙刀術を武甲流と名づけたように思われる。

系譜

流祖・戸田清源(富田清源)-二代北條氏邦-三代大福御前—四代強矢維行-(以下強矢家)-五代弾正頼行-六代継利-七代維明-八代庸勝-九代頼忠-十代忠賀-十一代継政-十二代継賀-十三代強矢武行(紀州新宮藩師範)-十四代佐登夫(女)-十五代小松崎古登夫(女)-十六代矢沢勇夫(女)-十七代村上秀雄(女)-十八代小林清雄(女)-十九代新田寿々雄(女)-二十代中村陽一

流儀の特徴

変わり型のある甲冑武術である。古武道の中で数少ない合薙刀が特徴で、十一本ある。太刀合、槍合、鎖鎌対薙刀が五本ずつある。他に全国でただ一つ、鍵のついた薙刀がある。対して太刀五本、槍五本、これが武甲流を代表する技である。いずれも、石突を有効に使い、足さばき、手の通いに厳しい。

活動状況

道振興会に属し、毎年各地の奉納演武と古武道大会に参加している。

●稽古場及び支部
 ▽東京都中野区体育館道場
  電話(03)3389-3151
  毎週水曜日・午後1時〜5時
 ▽静岡県もくせい会館体育館(静岡市葵区鷹匠)
  毎週木曜 午後7〜9時
 ▽外国支部
  ①アメリカ シアトル
   (師範)エリス・アムダ
  ②フランス トゥールーズ
   (師範)ピエール・シモン
    ケレール・シモン
  ③アメリカ ニューヨーク
   (師範)マイク・スカース
  ④オーストラリア メルボルン
   (師範)リアム・キーリー
鍵付薙刀太刀合鍵付薙刀太刀合 鍵付薙刀太刀合鍵付薙刀太刀合