第十二代宗家 加治屋 孝則 〒802-0824 福岡県北九州市小倉北区板櫃町 ■ 電話 070-5454-5593 【兵法二天一流剣術ホームページ】 |
兵法二天一流の流祖は、宮本武蔵藤原玄信である。幼少より剣の道に志し、その鍛錬は実に生死を超えたものであった。六十余度の勝負にも一度も敗北を知らなかった。しかるに三十にして己の剣を振り返り、憶念思考し「わが兵法至極にして勝にあらず」と自覚し、大いなる世界に立った。そしてなおも深き道理を得んと朝鍛夕錬し、五十にして実相円満の兵法二天一流を創始した。
実相円満とはこの世の中そのままを円満に、すなわち六道輪廻のこの世界そのままをありがたくいただく、空ずる兵法だというのである。兵法を得道して忽ち巌の如くなりて、万事あたらざる所、動かざる所がその心である。
後年におよび悟徹せる万里一空の剣理は、絵画彫刻に至るまでその極を究め、実に国宝数点を残している。また武蔵の著『五輪書』、『独行道』、『兵法三十五箇条』は現今も世界の人びとに愛読され、百世の指針とされている。刀法に太刀勢法、小太刀勢法、二刀勢法などが伝承されている。
流祖・宮本武蔵藤原玄信- 二代 寺尾求馬助信行- 三代 寺尾郷右衛門勝行-四代 吉田如雪正広-五代 山東彦左衛門清秀-六代 山東半兵衛清明-七代 山東新十郎清武-八代 青木規矩男久勝-九代 清長忠直政実-十代 今井正之信勝-十一代 岩見利男玄勝-十二代 加治屋孝則香玄
当流においては兵法は心の修行にあると説き、心ができなければならぬ、心がもとだと説いている。また、兵法は利方すなわち悟りを開く方便だとも言っており、心ができなければ勝負には勝てないというのである。
刀法の特徴は、相手の剣を知って剣を見ず、即ち相手の剣がまだ動かない前を打って勝つ機前の太刀である。
奉納演武 小倉城内(二天一流誠心直道碑前)
小倉手向山(宮本武蔵碑前)
日本古武道演武大会への参加
外国での二天一流セミナー
●稽古場及び支部 |
▽北九州市内各所 |
●海外 オーストリア支部、カナダ支部、チリ支部、クロアチア支部、チェコ支部、フィンランド支部、フランス支部、ドイツ支部、ハンガリー支部、アイルランド支部、イタリア支部、オランダ支部、ルーマニア支部、スロバキア支部、スロベニア支部、イギリス支部 |
実相円満の木刀 (宗家相伝の証) |
一刀太刀勢法 | 打太刀が構えを解いた姿 |